専業主婦でもキャッシング可能なクレジットカード

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専業主婦は夫の収入の範囲で、家計を上手に管理しなければいけません。

しかし、使用目的を夫に知られず自由にお金を使いたいと考えたり、一時的にお金が不足していることを夫に話せずに悩んだりすることもあります。

そんなときにキャッシングは心強いですが、専業主婦でもキャッシングを利用できるクレジットカードはあるのでしょうか。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 専業主婦でもキャッシング可能なクレジットカードがあるのか知りたい人
  • 専業主婦に対しても融資を行っている消費者金融を知りたい人
執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(50歳)
職歴:信用組合に20年以上勤務

目次

総量規制対象外のクレジットカード

総量規制対象外のクレジットカード

専業主婦がクレジットカードのキャッシング枠を利用できないのは、2010年6月に貸金業法が改正され、総量規制が導入されたためです。

総量規制で融資額は、申込者の年収の3分の1までと制限されています。

そのため、収入がない専業主婦の場合、クレジットカードのキャッシングではお金を借りられないことが多いのです。

しかし、銀行は総量規制の対象外となるため、銀行が提供しているクレジットカードなら、専業主婦でも法律上はキャッシングできることになります。

なお、総量規制は貸金業者にしか適用されません。

貸金業者とは預金業務を行わない、消費者金融や信販会社などの銀行以外の金融機関になります。

そのため、専業主婦のキャッシングは厳しいと考えておいたほうがよいでしょう。

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楽天カードはキャッシングが利用できない

楽天市場の利用でポイントが貯まる楽天カードを、既に利用している人は多いのではないでしょうか。

楽天銀行なら総量規制対象外だから、楽天カードで専業主婦でもキャッシングできるのではないかと考える人もいるでしょう。

実際に、楽天カードのホームページのよくある質問には、「専業主婦でもキャッシングできますか」という項目があります。

この質問に対する回答は、「専業主婦はキャッシングの対象外」となっており、楽天カードでは専業主婦はキャッシングを利用できないことが分かります。

なお、楽天カードは楽天銀行が発行しているのではなく、楽天カード株式会社が発行をしているため、貸金業者のカードになります。

イオンカード

毎月20日と30日のお客様感謝デーでは、5%オフで買い物ができることが魅力のイオンカードも、利用者の多いクレジットカードでしょう。

月に2度の5%オフだけでなく、毎月10日はポイントが2倍になるなど、ポイントサービスも充実しています。

イオンカードはイオン銀行が提供していますので、総量規制の対象外です。

専業主婦でも必ずキャッシング枠が付くというわけではありませんが、専業主婦の人でもキャッシング枠が付いている人も多く存在します。

高額のキャッシング枠は期待できませんが、審査に通過すれば配偶者の同意などが不要で利用できる可能性があるので、申し込みを検討してもよいでしょう。

配偶者貸付を利用してキャッシングする方法

配偶者貸付を利用してキャッシングする方法

配偶者貸付とは、総量規制の例外の中のひとつです。

自分と配偶者の年収を合計して3分の1までは融資を受けられ、これを利用して専業主婦でもキャッシングが可能なことがあります。

ただし、配偶者貸付を専業主婦が利用するためには、夫の同意書や収入証明書が必要になります。

必要となる書類が多くなるので、手続き自体に手間がかかってしまいます。

夫の同意が必要なため、家族にバレずにキャッシング枠を付けられるというわけではありません。

また、配偶者貸付を利用したキャッシングを認めていない金融機関も多いため、選択できるカードも幅はせまくなります。

セディナカード

セディナカードの申し込み条件は18歳以上で、電話連絡のできる人となっており、申し込みやすさが魅力です。

また、セブンイレブンやイトーヨーカドーでポイント3倍となり、セブンイレブンを多く利用する人などは検討することがおすすめです。

なお、カードのデザインをハローキティのキャラクターで選ぶこともできます。

専業主婦のキャッシング枠に関しては、配偶者の同意と収入証明書の提出が必要となります。

そのため、ショッピング枠に比べて、審査は厳しいでしょう。

それは、配偶者の年収や借り入れ残高に影響されるからです。

既に配偶者に3分の1近くの借り入れがあれば、審査に通過するのは難しいでしょう。

家族カードを利用する

家族カードを利用する

配偶者貸付を利用するよりも、家族カードの利用がおすすめです。

配偶者の同意が必要なのであれば、既に利用できるクレジットカードで、家族カードを作ることもいいでしょう。

専業主婦が夫に内緒でクレジットカードのキャッシング枠を設定するのは、総量規制がある以上は困難といえます。

新たにクレジットカードに申し込んで審査に落ちるよりは、現在利用可能なクレジットカードの限度額内で家族カードを利用するほうが、確実といえます。

家族カードはポイントがまとめられるなどのメリットもあるので、家族が別々にポイントを保有しているよりも、まとまったポイントを獲得できます。

契約しているクレジットカードによって、ポイントを利用できる内容は様々ですが、基本的には1ポイントを1円の支払いに利用できます。

家族カードの利用は主契約者にもメリットがありますので、まだ家族カードを利用していないという人は検討してみてはいかがでしょうか。

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専業主婦でもお金を貸してくれるところ

専業主婦でもお金を貸してくれるところ
カードローンのビジネスモデルは、借主が借りたお金を返済(元本+利息)することによって成り立っています。

そのため、借主には安定した収入が求められますし、「パチンコでお金を稼いでいます!」というような人は、安定した収入があるとは判断されません。

収入が0の人の場合、利息分のお金を工面できませんから、当然カードローン会社の融資対象となりません。

無職でもお金を貸してくれる場合は、2つしかありません。

  • 年金受給者(年金受給の日の数日後の返済を念頭に貸付)
  • 配偶者に安定した収入がある人(配偶者に安定した収入があることを条件に貸付が行われる)

それ以外の無職の場合、基本的にはお金を借りられません。

審査が激アマと呼ばれる闇金業者でも、専業主婦や年金受給者への融資を行っていないところが存在します。

基本的に、無職の人がお金を借りるのは難しい、と考えておいたほうがいいでしょう。

上記の2つの条件に当てはまらない場合は、パートやアルバイトで少しでも働き出しましょう。

勤続歴が1ヶ月だと短いですが、半年近く勤務するとカードローンの審査も通るようになります。

専業主婦のキャッシングの危険性

専業主婦のキャッシングの危険性

ここまで見てきたように、専業主婦がキャッシングを行うことは非常に難しいです。

ただ、専業主婦に対するキャッシング事情がここまで厳しいものになっているのは、専業主婦がキャッシングを行うことには大きな危険性があるからでもあります。

総量規制等の観点から、専業主婦によるキャッシングの危険性を紐解いていきましょう。

総量規制の目的

キャッシングを利用したいと専業主婦が考えるケースには、様々な原因があると思います。

冠婚葬祭などによる一時的に出費が増えるケースなどでは、キャッシングの利用は便利な解決方法です。

しかし、頻繁にキャッシングに頼る状況は、危険であるといえます。

総量規制が導入された目的は、多重債務や自己破産を未然に防ぐことにあります。

収入が安定しない人がお金を借りることは、返済のめどが立たないことにつながります。

そのため、専業主婦が家族には内緒でお金が必要になるケースは、多重債務や自己破産にならないために避けるべきでしょう。

そこで、お金が必要な理由を夫婦で共有して、解決策を模索することをおすすめします。

主婦がキャッシングをするには

専業主婦がキャッシングを利用できないのは、安定した収入がないからです。

もし、夫に使用目的について関与されることなく自由にお金を使いたいのであれば、自分自身で収入を持つことを考えましょう。

ランチタイムだけのアルバイトや内職など、短時間の仕事であっても立派な収入となります。

総量規制で年収の3分の1までしかキャッシングできませんが、月5万円程度の収入であっても、キャッシング枠を設定できる可能性はあります。

急な出費に備えて蓄えておくことも可能になりますし、貯金だけでは足りない場合でも、キャッシング枠があれば対応できることもあるでしょう。

10万円のキャッシング枠があるだけでも、いざというときは安心です。

家事などをこなしても時間に余裕がある人は、短時間のアルバイトなどで収入を持っておくこともおすすめです。

専業主婦が即日キャッシングできる会社とは?

キャッシングを行っているところは、大きくわけて消費者金融会社と銀行があります。

専業主婦の方がキャッシングできるのは、このうち、銀行が取り扱っているカードローンに限られます

専業主婦は消費者金融からはお金を借り入れできない

法律(改正貸金業法)の関係で、本人の収入がゼロの場合は、返済能力がないと判断され、消費者金融会社からは融資を受けられません。

この規制のことを、総量規制と言います。

かつて、収入に見合わない借り入れで多重債務に陥る人が多く、社会問題となっていたために、規制が行われるようになったのです。

主婦のかたが消費者金融会社からお金を借りたい場合は、パート・アルバイトなどで、定期的な収入を得ていなければなりません。

銀行カードローンで即日融資を受けるには

では、銀行カードローンの公式ホームページに「専業主婦歓迎!」と書かれているかと言えば、そうでもありません。

専業主婦への特設サイトや、特記事項まで設けているのは、イオン銀行のみです。

イオン銀行では、50万円を限度額として専業主婦でも申し込みが可能です。

即日融資を受けるには

ただし、イオン銀行に関しては、融資に数日かかってしまうというデメリットがあります。

では、専業主婦の人が即日借り入れをしたい場合、どうすれば良いのでしょうか。

レイクやプロミスレディースといった消費者金融では、女性への融資にも即日融資にも対応していますが、専業主婦では利用できませんので、選択肢からは外れてしまいます。

以前は、専業主婦の人が利用できる銀行カードローンの中にも、即日融資に対応しているところがありました。

ただ、銀行カードローンに対する規制が強化された影響で、銀行カードローンでは即日融資は行えないようになってしまいました。

そのため、専業主婦の人が即日融資を受けるのは、非常に困難であると言わざるを得ません。

後ほど紹介する、専業主婦でも借り入れられる中小消費者金融の中には、即日融資に対応しているところもありますので、そういったところを利用して融資を受けるしかありませんね。

専業主婦がキャッシングでお金を借りる時の注意点とは

申し込みにおいては、配偶者の同意書は必要ありません。

身分証明書(運転免許証やパスポート等)のみでOKです。

在籍確認は、申し込みを行った当事者である専業主婦への電話のみとなります。

旦那の職場へ電話がいく心配もありませんので、旦那にバレることなく借り入れできます。

配偶者貸付を利用するときに必要な書類

配偶者貸付を利用するときに必要な書類は、主に以下の2つです。

  • 申込者と配偶者の婚姻関係を証明する公的な証明書等
  • 配偶者の同意書

普通にカードローンに申し込む場合よりも必要な書類が多いため、手続きはやや煩雑です。

そのため、大手消費者金融では配偶者貸付による融資を行っていないところが多く、配偶者貸付を利用できるのは必然的に中小の消費者金融中心となります。

配偶者貸付を行っている中小消費者金融

消費者金融では、総量規制を守った融資を行わなければならないので、原則として専業主婦では借り入れができません。

しかし消費者金融の中には、「配偶者貸付」という制度を利用することで、専業主婦でも借り入れを行えるところも存在します。

残念ながら、大手消費者金融では配偶者貸付を利用できるところはないので、中小消費者金融が中心にはなりますが、配偶者貸付を利用できる業者は以下のようなところです。

ベルーナノーティス

ベルーナノーティスでは、最大300万円までの融資に対応しており、これは中小消費者金融としてはかなり大きめの限度額設定になっています。

年齢に関しても78歳まで申し込みが可能なので、かなり幅広い人が利用を検討できます。

東証一部上場の通信販売企業である、ベルーナのグループ企業なので、安心して利用できるのもメリットの1つと言えるでしょう。

ベルーナノーティスの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
 4.5%~18.0%
対象者満20歳以上78歳以下のかた
本人もしくは配偶者に安定した収入があるかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額1万円~300万円
返済方式借り入れ残高スライドリボルビング方式
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人不要

レディースフタバ

レディースフタバは、必ず女性のスタッフが対応してくれるので、消費者金融の利用が初めてで不安なかたでも、申し込みやすい環境が整えられています。

また、中小消費者金融にしては珍しく、初回利用者に限り30日間無利息のサービスを行っており、初めて借り入れるかたであれば、早期返済を行うことで負担をグッと減らせます。

申し込みはインターネット経由で行え、融資も指定した口座への振り込みで受けられるので、来店せずとも融資を受けられます。

レディースフタバの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
 14.959%~17.950%
対象者(HPに記載なし)
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額10万円~50万円
返済方式元利均等返済
遅延損害金
(実質年率)
19.945%以内
担保・保証人不要

キャネット

キャネットは、審査と融資のスピードの早さには定評があります。

ホームページでは、借り入れ可能かどうかが簡単に診断できる「クイック診断」も行えますので、本申し込みを行う前の目安として行ってみるといいでしょう。

京都・大阪・滋賀に店舗を構えているので、特に関西在住のかたは利用しやすいですね。

キャネットの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
 15.0%~20.0%
対象者満20歳以上69歳以下のかた
本人に安定した収入があるかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額1万円~500万円
返済方式残高スライド元利均等返済方式
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人不要

おすすめ銀行カードローン

専業主婦のかたでも利用できる中小消費者金融をご紹介しましたが、金利の面などを考えると、やはり銀行カードローンで借り入れたほうがいいことは間違いありません。

そこで、専業主婦のかたでも利用できるおすすめの銀行カードローンを、いくつか紹介していきましょう。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、非常に人気の高い銀行カードローンです。

最大800万円までの融資が可能で、金利も最大で年14.5%と低めに抑えられているので、返済負担を心配しすぎる必要がありません。

また、楽天銀行の口座を所有していなくても利用できるので、楽天銀行を利用していない人でも、カードローンだけ利用できます。

楽天銀行スーパーローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
年1.9%〜14.5%
対象者・満年齢20歳以上62歳以下の方※パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方※楽天銀行が認めた場合は不要
使用目的原則自由
(事業性資金は除く)
融資限度額800万円(10万円単位で選択)
返済日毎月1日or12日or20日or27日
遅延損害金
(実質年率)
19.9%
担保・保証人不要

みずほ銀行カードローンは?

銀行カードローンを利用しようと考える場合、メガバンクが取り扱うカードローンを利用できるのかは、どうしても気になるところですよね。

そこで、メガバンクの1つであるみずほ銀行が取り扱っている「みずほ銀行カードローン」は、専業主婦が利用できるかについて確認してみましたが、残念ながら利用できないようです。

みずほ銀行以外のメガバンクで取り扱われている、三井住友銀行カードローン・三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」に関しても、同様に専業主婦では利用できませんでした。

やはりメガバンクから融資を受けるハードルは、高いようですね。

ジャパンネット銀行

気を取り直して、あらためて専業主婦が利用できる銀行カードローンを紹介していきますが、ジャパンネット銀行の「ネットキャッシング」は、専業主婦でも利用可能です。

口座引き落とし時に口座残高が不足している場合には、自動融資を行ってくれるなど、便利なサービスの恩恵を受けられます。

楽天銀行スーパーローンと比較すると、少々金利は高めになっていますので、早めに返済することを心がけたいですね。

ジャパンネット銀行の「ネットキャッシング」の商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
1.9%~14.5%
対象者満20歳以上70歳未満のかた
お仕事をされていて安定した収入のあるかた
またはその配偶者のかた
ジャパンネット銀行に普通預金口座をお持ちのかた
保証会社の保証を受けられるかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額~1,000万円
返済日毎月1~28日、月末のいずれかから設定
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人不要

銀行カードローンの金利と支払う利息を把握しよう

銀行カードローンの金利ってどのくらいかご存知ですか。

一般的な消費者金融カードローンは18.0%が標準となっています。

それに対して銀行カードローンの標準的な金利は、年14.5%前後のところが多いですね。

消費者金融業者と3.5ポイントもの差があります。

これを大きいと見るか小さいと見るかですが、専業主婦ならできるだけ家計の負担は避けたいところですよね。

それなら、少しでも金利が低いほうがいいに決まっています。

金利が低ければ低いほど、支払わなければならない利息は少なくなります。

利息の計算方法は意外と単純で、電卓があれば誰でも計算できますよ。

計算式は次のようになります。

利息額 = 借り入れ額 (借り入れ残高) × 年率 / 365日 × 利用日数

利息の計算についてちょっとした約束事がありますので、まずはそれをご紹介します。

  • 利息は日割り計算
  • 1円未満は切捨て
  • 返済期間にうるう年があれば366日で割る
  • 利用日数はお金を借りた(または返済した)翌日から返済日まで

以上の約束事を覚えておいてくださいね。

もう少し詳しく知りたいという方は、以下のリンクをクリックしてください。

楽天銀行の説明を見ることができます。

◆楽天銀行公式サイト:「カードローン:利息の計算方法」

では、上述した計算式に実際に数字を入れて、計算してみましょう。

  • 計算例1:30万円を年14.5%で5日間借りた場合

利息額 = 30万円 × 年14.5% / 365日 × 5日

この計算式をもう少し単純化してみましょう。

利息額 = 30万円 × 0.145 / 365 × 5

これを電卓で計算すると、利息額は595円となります。

  • 計算例2:10万円を年14.5%で30日間借りた場合

利息額= 10万円 × 0.145 / 365 × 30

これを電卓で計算すれば、1,191円です。

一括で返済するなら、10万円と利息1,191円を支払えば借金を完済できます。

しかし、10万円を1回で返すというのはあまり現実的ではなさそうです。

生活費から毎月返済していくというのが一般的ですよね。

毎月返済していくとどのくらい返済すればいいのか。

これは電卓で計算するのはちょっと難しいです。

ここは素直に、楽天銀行にあるWEBツールを利用してみましょう。

  • 10万円を借りて毎月返済する場合

毎月2,000円の返済でお金を借りられ、返済回数は75回となります。

75回と言うと、6年を超えますね。

毎月2,000円の返済というのは魅力的ですが、ちょっと長いような気がします。

ちなみに75回の返済は、あくまでも最低支払額の場合です。

もう少し早く返済したいというときは、ATMなどから自主的に入金するという方法が効果的です。

お金にちょっと余裕があるなというときに5,000円や1万円を入金しておくと、その分早く借金を完済できます。

絶対貸してくれる所は存在しない

絶対貸してくれる所は存在しない
カードローン業者で、絶対貸してくれるところは存在しません。

大手カードローン会社はもちろん、中小消費者金融でも借り入れで審査落ちすることがあります。

また専業主婦の場合、収入0がネックとなり、消費者金融(アコムやプロミス、アイフルなど銀行運営のカードローンでない)での借り入れができません。

消費者金融は貸金業法の総量規制によって、年収の1/3を超える貸付を行ってはいけないことになっています(専業主婦は収入0ですから貸付金額も0円です)。

中には、「ブラックOK総量規制関係なしでの融資!」といったような怪しげな広告を打っている業者もありますが、そういったところはほぼ確実に闇金なので、絶対に利用してはいけません。

また、インターネット上には個人間融資掲示板と呼ばれるところがあります。

融資を受けられなかった人の最後の砦のように扱われていますが、そういったところには融資を受けに来た人をターゲットにしてやろうと待ち構えている個人闇金が、多数存在します。

会ったこともない人に融資を行ってあげようなどという、奇特な人がいる可能性がどれぐらいあるかを考えれば、個人間融資掲示板の危険性は、火を見るよりも明らかでしょう。

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100パーセント!絶対確実に借りれる消費者金融はある?

金融機関は融資の前に必ず審査をして、申込者に返済能力があると認めた場合に契約をします。 消費者金融でも契約前に審査が行われますが、即日融資が受けられ借入に時間がかからないので、審査も簡単に行っている...

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申し込むときの注意点

お金が必要になると、どうしても申し込む先や必要な金額が借りられるのかを考えてしまいがちですが、申し込む際には注意しなければならないことがあります。

ここでは、専業主婦の方がカードローンに申し込む際に、注意しなければならないことを解説していきます。

使い道を見極めよう

カードローンは、原則として自由な資金に利用できるローンですが、申し込む際には資金使途(お金の使い道)を申告します。

資金使途はどんなものでも良いのですが、申告する使い道によっては審査で不利になってしまう場合もあります。

では、資金使途にはどのようなものがあり、どんな使い道にすれば良いのでしょうか。

生活費

生活費のためにカードローンを借りる方も多いとは思いますが、この使い道はあまり良いとは言えません。

というのも、カードローン審査では返済能力の有無が非常に重要であり、生活費を捻出できない状況なのに返済していくことが本当にできるのか、と疑問に思われてしまうからです。

もちろん、生活費を理由にカードローンを借りている方も多く、それだけで審査落ちすることはないのですが、この使い道はできるだけ避けたほうが良いでしょう。

冠婚葬祭

冠婚葬祭は、急にお金が必要となるものですので、カードローンの資金使途としては十分な理由です。

そのため、冠婚葬祭を資金使途にして審査で不利になることはまずありません。

住宅ローンの支払い

住宅ローンの支払いを資金使途とした場合、すでに返済能力がないと判断される可能性が非常に高いです。

また、ローンの返済のために借り入れをする、いわゆる「自転車操業」は融資をする側にすると思わしくない状況です。

そのため、この使い道を申告してしまうと不利になってしまいますので、別の資金使途にしたほうが良いでしょう。

子供の教育費

子供の教育費についても、資金使途として十分な理由です。

金融機関のローンには、教育ローンという専用の商品もありますが、急に用意しなければならないなどでカードローンを借りる方もいます。

そのため、教育費のために借りたいといって不利な状況に陥ることはありません。

ただ、教育費として必要な金額は高額になるケースが多いので、専業主婦の方が融資を受けられる金額ではまかないきれないことも多いと思います。

「教育費として必要だからお金を借りたい」ということであれば、配偶者の方も一定の理解を示してくれると思いますので、収入のある配偶者の方が申し込むほうがいいでしょう。

クレジットカードの支払い

クレジットカードの支払いを資金使途にすると、住宅ローンの支払いと同じように不利になってしまいます。

信用取引を正常に行うための借り入れは、基本的に審査では不利になってしまうと認識しましょう。

欲しいものを買うため

趣味や生活のために必要なものを購入することを資金使途とすることは、カードローンを借りる本来の目的と言っても過言ではありません。

冠婚葬祭などのような資金使途のほうが良いと思うかもしれませんが、欲しいものを買いたいという理由も立派な資金使途となります。

「欲しいものを買う」だけでなく、「やりたいことをする」という理由でもかまいません。

レジャーや旅行のためにお金が必要なのであれば、その理由を正直に申告しても審査では不利にはならないでしょう。

ただ、金額が大きすぎると審査落ちになる可能性が高いので、その点には注意しておく必要があります。

審査では配偶者の年収と勤務先情報をチェックされる

審査でチェックされるポイント
審査で何がチェックされるかですが、まずひとつは配偶者の収入が安定しているかどうかです。

専業主婦は収入がないので、金融機関は配偶者の収入で融資の判断をしなければなりません。

そのため、配偶者の勤続年数や会社の規模・職種を参考にして、安定した収入があるのかをチェックします。

勤続年数が長ければ、転職をして収入が不安定になるというリスクが少なく、また会社の業界が安定していれば、給与も安定していると判断されます。

さらに審査で確認されるのは、配偶者がほかに借り入れをしていないかということです。

ほかに借り入れをしていれば、配偶者貸付での借り入れ額の上限が変わります。

借り入れはふたり分の収入の3分の1が上限で、そこから借り入れ残高を引いた金額が、借りられる上限になるからです。

また個人信用情報にて、夫婦どちらかが金融ブラックだったり自己破産者だったりしないかも、確認します。

これらのすべてを確認するので、審査結果が出るのに時間がかかることもあります。

カードローン審査に落ちた時は?

1つのカードローンで審査落ちしたとしても、別のカードローンに申し込めば審査通過できる可能性はあります。

しかし、何度も審査落ちを繰り返しているうちに、どんどん不利になってしまうことは言うまでもなく、他に借りられる選択肢があれば、状況に応じて対処できるかもしれません。

では、審査に落ちてしまった場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか。

公的融資も考えよう

金融機関や貸金業者ではなく、国や地方自治体が融資を行う公的融資制度をご存知でしょうか。

個人が借りられる公的融資制度にもさまざまな種類があり、代表的なものに「生活福祉資金貸付制度」があります。

生活福祉資金貸付制度とは、低所得者や高齢者などの生活を経済的に支えることを目的とした貸付制度であり、お住まいの社会福祉協議会で相談や申し込みができます。

貸付には「総合支援資金」「福祉資金」「教育支援資金」「不動産担保型生活資金」の4種類があり、種類によって借りられる金額や条件などが異なります。

連帯保証人ありの場合で無利息となり、連帯保証人なしでも1.5%という金利でお金を借りられますので、負担も少ないです。

カードローンでは借りられなかった方でも、公的融資制度であれば借りられる可能性がありますので、まずは社会福祉協議会に相談してみることをおすすめします。

返済計画

返済ができるかどうかは、専業主婦ですので配偶者の収入で決まるでしょう。

やはり返済が負担にならないよう、金利が低いものを選ぶといいでしょう。

このとき気を付けるのは、金利だけで選ぶのではなく、月々の返済額や利息負担分も含めた返済総額も合わせてチェックするということです。

金利が低く月々の返済額が少額で、返済が楽だと思っていても、返済期間が長くなると結果として、返済がなかなか終わらず返済総額も多くなってしまいます。

それぞれの家庭によって、何を優先するのかにより、カードローンを選ぶポイントも異なります。

申し込むときに、自分に合う返済について考えておきましょう。

家族にばれずに借りる方法

家族にばれずに借りる方法
銀行から借りた場合は、家族に借り入れをしていることが、ばれてしまうことを心配している人も多いです。

借り入れが家族に知られ離婚するケースもあり、できれば完済まで誰にも知られたくない人もいるでしょう。

家族にばれてしまうケースはいくつかあり、それを事前に対応することで、少しはばれにくくなります。

本人確認電話を携帯電話に行ってもらうことや、銀行から送られてくる郵送物を郵便局留めにしてもらうなどの対策が必要です。

web完結申し込みが行えるカードローンでは、WEB完結申し込みを利用することで、申し込みの過程でばれてしまう可能性を、ほぼなくせるでしょう。

なお、配偶者貸付で借りるときは、配偶者の同意書が必要になりますので、配偶者に内緒では借りられません。

自宅への郵送物について

家族にバレてしまう可能性が高くなるのが、自宅への郵送物です。

消費者金融から借り入れる場合、自動契約機でカードを受け取ることができ、延滞せずに利用していれば基本的に郵送物はありません。

ですが、先ほど紹介しましたように、専業主婦が消費者金融から借り入れようとすると、どうしても配偶者の同意や婚姻関係を証明する書類が必要となりますので、バレずに借り入れは物理的に不可能です。

では、銀行などの金融機関からの借り入れであればバレずに借りられるのかというと、そうでもありません。

金融機関のカードローンの場合は、ローンカードを郵送で受け取ることが一般的であり、利用明細書も定期的に届きます。

そのため、金融機関のカードローンを利用した場合も、郵送物によって家族にバレてしまう可能性はあります。

ただ、郵送物の差出人は金融機関名しか記載されておらず、封筒やはがきを見ただけではカードローンを借りているとわかりませんので、家族に内緒で借りることも可能といえば可能です。

カードの管理はきちんとする

金融機関のカードローンの中には、手持ちのキャッシュカードと一体になっているものもありますが、ローンカードが発行されるものも少なくありません。

カードにはしっかりと「ローンカード」や「カードローン」と記載されていますので、カードを見られてしまうと一発でカードローンを借りていることがバレてしまいます。

うまく郵送物を家族にバレないようにしていたとしても、ローンカードでバレてしまうこともありますので、きちんとカードは管理しておくようにしましょう。

利用明細書にも気を付ける

ローンカードと同様に、利用明細書の管理にも気を付けなければなりません。

きっちりした性格の専業主婦の方の場合、借り入れたお金も家計簿に付けるために、金融機関の利用明細書を保管している場合があります。

そのこと自体は非常に素晴らしいことだと思うのですが、まじめな性格が裏目に出て、何かの拍子で利用明細書が配偶者の方の目に留まってしまう可能性もあります。

利用明細書の管理は厳重に行って、家計簿に付け終わって用済みになったものは、シュレッダーなどを利用して廃棄するのが望ましいですね。

カードローンを利用する前に節約をしよう

カードローンを利用する前に節約をしよう

家族にばれないか心配になったり、返済が負担でなかなか家計がよくならなかったりすることもあります。

このように毎日を不安な気持ちを抱えて過ごすより、家計を見直して節約できるところは抑えて、なるべく借金をしない生活にすることをおすすめします。

家計を見直すポイントは、意外と多く存在します。

ネット回線の見直し格安スマホで月の支払いを抑える
スマホの電話は通話アプリで水道代の免除申請
電気代のアンペアを見直す、プランの変更電力会社の変更
国民年金の免除申請車を売ってカーシェアを利用する
ポイントサイト経由で通販保険の見直し
住宅ローンの借り換え

支出を見直してもまだ支出が多いという状態でも、お金を借りるという選択肢に行きつく前に、パートに出て収入を増やすといった方法も考えられますね。

もちろん、一時的にお金が必要なだけで普段はお金に困るような状態になることはないという場合は、カードローンを利用して乗り切るのもいいでしょう。

不用品やスキルを売ることで専業主婦でも稼げる

専業主婦のお稼ぎ

なお、お金を借りる以外に、お金を稼ぐという方法もあります。

主婦の方でお金を稼ぐといったら、ポイントサイトが代表的でしょう。

しかし、ポイントサイトはなかなかお金になりません。

時給換算すると、100円以下で内職程度のお金にしかならないということもしばしば…そういった主婦にオススメなのが、クラウドソーシングサービスです。

専業主婦のお稼ぎ

ライティングやデザイン、サイトの作成やコンサルティング、写真の撮影など多種多様な仕事が、ネット上にて募集されています。

一時期は単価が非常に安く設定されており、働く側として割に合わない仕事も多数ありました。

しかし最近では報酬も上がってきており、クラウドソーシングサービスだけで年収1000万円以上稼いでいる人も、珍しくなくなってきました。

あなたが特定分野で専門的な知識を持っている場合、そのスキルにて高額な報酬を稼ぐことも可能です。

専業主婦のかたは手先が器用なことも多いですから、そういった特徴を生かして、ハンドメイド販売・ハンドメイド収入を目指すのもいいでしょう。

在宅で仕事ができるのも、オススメポイントですよ。

クラウドソーシングサービスの他には、フリマアプリを利用してものを売ったり、自分で撮影した写真をインターネット経由で販売したりといった方法もあります。

まとめ

専業主婦はお金が足りなくなっても夫に相談しにくかったり、夫に内緒で自由にお金を使いたかったりと思うことがあるでしょう。

しかし、専業主婦が夫に内緒でキャッシングを利用することは、難しいといえます。

お金が必要であることを夫にしっかりと相談することや、アルバイトなどで収入を持つなどの手段を検討することをおすすめします。